お知らせ
「境界杭」と一言で言っても、実はいろいろな種類があります

こんにちは。仙台みらい不動産です。
前回は、土地の境界を示す「境界杭」についてお話ししました。
現地調査では、境界杭が残っているかを一つひとつ確認します。
実は、「境界杭」と一言で言っても、現場にはさまざまな種類があります。
今回は、実際に現地調査で撮影した写真をもとにご紹介したいと思います。

ブロック塀や擁壁の側面に取り付けられていることが多い境界標です。
とても小さいため、砂利や土に隠れていることも珍しくありません。
私たちは周囲を確認しながら、一つひとつ探していきます。

こちらはコンクリート製の境界杭です。
コンクリート杭は昔から多く使われています。古くから設置されている土地では、このタイプを見かけることがよくあります。
年月が経つと雑草や落ち葉に隠れてしまい、ぱっと見ただけでは分からないこともあります。
現地調査では、こうした場所も丁寧に確認しながら境界を探しています。
境界杭は土地の大切な目印です
境界杭は決して大きなものではありません。
数センチしか見えていないものもあります。
しかし、その小さな目印が土地の境界を示す大切な役割を果たしています。
不動産会社は建物を見るだけではなく、このような細かな部分まで確認しながら現地調査を行っています。
現地調査では「境界杭はありますか。」と聞かれることがあります。
実際には、境界杭を探すだけでも意外と時間がかかることがあります。
草木に隠れていたり、土に埋もれていたり、砂利の下に隠れていたりと、一つとして同じ現場はありません。
だからこそ、実際に現地へ足を運び、自分の目で確認することが大切だと改めて感じています。

この写真の中に境界杭があります。見つけられますか?

近づくと少し見えてきました
現地に近づくと、草木に隠れていた境界杭が少し見えてきました。
このように境界杭は、雑草や落ち葉、土に埋もれていることも珍しくありません。
現地調査では、このような場所も一つひとつ確認しています。

赤い十字が目印のコンクリート杭でした
さらに近づくと、赤い十字が描かれたコンクリート製の境界杭が確認できました。
普段はあまり意識されない小さな目印ですが、この境界杭が土地の境界を示す大切な役割を担っています。
私たちは、このような境界杭を確認しながら現地調査を進めています。
境界杭があると土地売却はスムーズなのでしょうか?
土地をご売却されるお客様から、「境界杭があれば安心ですか?」というご質問をいただくことがあります。
境界杭(境界標)は、土地の境界を示す大切な目印ですが、境界杭があるだけで、すべての問題が解決するというわけではありません。
例えば、境界杭が長年の間に動いてしまっていたり、ブロック塀や擁壁の工事によって位置が分かりにくくなっていたりする場合もあります。また、隣地との境界について改めて確認が必要になるケースもあります。
一方で、境界杭がきちんと残っている土地は、現地調査を進める上で大切な手掛かりになります。
売却前に境界の状況を把握しておくことで、買主様にも安心してご検討いただきやすくなり、必要に応じて測量などの準備も進めやすくなります。
土地は一つひとつ条件が異なるため、「境界杭があるから安心」「ないから売れない」と一概には言えません。
だからこそ、現地の状況を確認し、その土地に合ったご提案をすることが大切だと考えています。
境界杭が見つからないときはどうするのでしょうか?
現地調査では、境界杭がすぐに見つからないことも珍しくありません。
今回ご紹介した写真のように、草や落ち葉に隠れていたり、砂利や土の中に埋もれていたりすることがあります。
そのため、まずは敷地を一周し、図面や周囲の状況を確認しながら境界杭を探します。
探しても見つからない場合でも、すぐに「境界杭がない」と判断することはありません。
必要に応じて法務局の資料や測量図などを確認し、売主様へ現在の状況をご説明します。また、売却にあたって測量が必要かどうかも含め、その土地に合った方法をご提案しています。
現地調査は、建物の写真を撮るだけの仕事ではありません。
境界や道路、擁壁、ブロック塀、越境物など、一つひとつ確認を積み重ねることで、安心して売却していただくための準備をしています。
今回感じたこと
今回、改めて感じたのは、境界杭はとても小さな目印ですが、不動産会社にとっては非常に大切な存在だということです。
現地調査では、まず境界杭を探すところから始まります。
「見つけられるかな」と思いながら歩き、草をかき分け、砂利を少しよけると、赤い十字が描かれたコンクリート杭や金属製の境界標が姿を見せてくれます。
普段の生活では気にすることのない小さな目印ですが、土地の売却や相続では、大切な役割を果たしています。
これからも、お客様には見えにくい「仕事の裏側」を、このブログで少しずつご紹介していきたいと思います。
次回は、境界杭にもさまざまな種類があることや、現地で実際に確認している境界標について、写真を交えながらご紹介したいと思います。


